REIの二世帯住宅 - 集まって住むから楽しい。

お正月のにぎわいを毎日の生活の中に。

お正月の準備にみんなが集まっておせち料理を手作り。買ってくるおせち料理ほど見事な盛りつけにはならなかったとしても、味は格別。「え?おせっちって手作りできるの?」という感覚が当たり前になりつつあるなかで、受け継ぐことのできる大切なしきたりは大切にしたい。

助かることも

親と子、兄弟、祖父母と孫。世代、仕事、趣味、価値観、そのどれかが異なったら、話が噛み合わないことも珍しくない。一緒に住むのは大変そう。一つ屋根の下に譲り合いながら住むなんてとんでもないし、1つの敷地の中に別々の家で住むのだとしても気を使う。もう気ままには過ごせなくなるなんて思いもあるかもしれない。

集まって住むことになるきっかけは、育児を手助けしてほしいだとか、年老いた親の面倒を見なければということも多い。「集まって住みたい」というより「集まって住まざるをえない」のだとしても、実際に集まって住んでみたら心強いことや、助かることが多いはず。

賑やかに行こう!

ワイワイと大勢で集まる。いとこ同士が遊んだり、けんかしたり。若い者が年長者を助け、年長者から豊かな経験を学ぶ。核家族では難しかったさまざまな交流が1人1人に大きな刺激を与えてくれる。そんな風に上手くいく二世帯住宅は絵空事ではない。

1つ屋根の下だけじゃない!

二世帯住宅と言えば1つ屋根の下に2つの家族、それも親子が同居しているものと決めつけられがちだけれど、それは数あるうちの1つのスタイル。2軒別々の家を同じ敷地の中に建てることだって、敷地も分け、道を隔てて離れて住んだって「集まって住む」楽しさは実現できる。誰と誰が一緒に「集まって住む」のか、その組み合わせの数だけスタイルがある。「二世帯住宅」の固定観念にとらわれなければ「多世帯住宅」も、「離れて住む二世帯住宅」のような面白い形だって実現できる。

新築しなくたって解決できる!

新築も増築しなくても、今ある住居を改装するだけ二世帯住宅づくりで二世帯住宅が実現できることもある。住み慣れた我が家を手直しし「集まって住む」ための工夫を盛り込めば、あっという間に楽しく暮らせる「二世帯住宅/多世帯住宅」に様変わり。

暮らす人に合わせた一番の形は?

良いとこ取りで暮らす「二世帯住宅」を作るには、「集まって住む」ことへの理解と共感を合わせ持つ設計者と二人三脚で考えるのが、結局は一番楽な方法です。REIではいくつもの「多世帯住宅」を設計してきた経験から「二世帯住宅/多世帯住宅」の5つのタイプごとに最適な暮らし方の提案をしています。

<A:プチ改装型>

プチ改装型面積を増やすことなく少ない費用負担で生活の不便を解消することも可能なスタイル。

・同居家族との生活時間の違いを考えた遮音性の改善
・お互いの暮らしの自由度を高めるためのキッチンの追加
・新しく入居する世帯のため長年の空間イメージを一新する模様替え

<B:増築型>

増築型水回り、家事室、仕事部屋だけの小さな増築から新しい世帯のための大規模な増築まで含めたスタイル。家事室や仕事部屋のように活動の中心となる部屋や、水回りのような使用頻度の高い各室を個別に用意すると気兼ねしない暮らしを効率よく実現することができます。

<C:別棟型>

別棟型既存住宅が建つ敷地内にもう1つの住宅を建てるスタイル。戸建て住宅の良さを活かしながら理 想的なコミュニケーションが成り立つようにするためには、それぞれの住宅の良さを引き立て合うような注意深いプランニングが必要になります。

<D:集合型>

集合型1つの住宅の中に多世帯で住むスタイル。二世帯住宅としてもっとも一般的にイメージされる形 です。コーポラティブハウスのコーディネートのように時には矛盾する要望も上手に調整することで、みんなにとって愛着のある我が家が実現します。

  • 世帯ごとの住宅部分を横に連続させる方法やフロアごとに分ける方法。
  • リビングダイニングなどは共有するものの水周りなどを個別に設ける方法。

<E:隣接型>

近接型2つの住宅が「スープの冷めぬ距離」程度に離れて建つスタイル。既存の住まいや敷地の条件が厳 い場合でも二世帯住宅/多世帯住宅の良さを取り入れることが可能となります。それぞれの家の特長を活かして機能を分散することで、


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